「せっかくパーマをかけたのに、もうゆるくなってきた気がする……」
そんなふうに、鏡の前でちょっとがっかりしたこと、ありませんか?
パーマって、かけた瞬間が一番かわいい。でも、それがいつまで続くのか、なぜとれてくるのか、いつかけ直せばいいのか——意外と教えてもらえないですよね。
この記事では、パーマがもつ期間の目安から、カールがとれていく本当の理由、かけ直しのベストタイミング、長もちのコツまで、ぜんぶやさしくお話しします。読み終わるころには、「次はいつ美容室に行こうかな」がはっきり分かるようになりますよ。
パーマは平均で「2〜6ヶ月」もちます
まず結論から。
一般的なパーマがきれいにもつ期間は、だいたい2〜6ヶ月です。
「ずいぶん幅があるな」と思いましたか? そうなんです。同じパーマでも、もちには大きな差が出ます。それは、パーマの種類や、あなたの髪質、髪の長さによって変わるから。
ざっくり分けると、こんなイメージです。
- 普通のパーマ(コールドパーマ):2〜3ヶ月
- デジタルパーマ(熱を使うパーマ):3〜6ヶ月
デジタルパーマのほうが長もちしやすいのは、熱の力でカールの形をしっかり髪に記憶させるから。そのぶん、もちが良くなるんですね。
ただし、これはあくまで目安です。同じパーマでも、髪が細い・やわらかい人はとれやすく、しっかりした髪質の人はもちやすい傾向があります。あなたのもちが目安より短くても、髪質のせいかもしれないので落ち込まないでくださいね。

どうしてパーマはだんだんゆるくなるの?
「かけたカールが、なんで消えていくの?」
ここ、いちばん気になりますよね。実は、理由は大きく2つあります。
理由①:カールそのものが、少しずつ元に戻ろうとする
これがいちばん大事な理由です。
そもそもパーマは、髪の内部にある結合(けつごう=髪の形をつなぎ留めている、内側の小さな手のようなもの)を一度ほどいて、カールした形でつなぎ直す技術です。この「つなぎ直し」によって、まっすぐだった髪がカールの形を覚えてくれるんですね。
でも、このつなぎ直した結合は、永遠ではありません。毎日のシャンプー、ドライヤーの熱、紫外線、濡れて乾いての繰り返し——こうした日々の刺激で、結合は少しずつ「元のまっすぐな状態に戻ろう」とします。
つまり、髪が伸びていなくても、かけたカール自体が時間とともにへたっていく。これが「とれてきた」の正体です。
理由②:髪が伸びて、根元のまっすぐな部分が増える
もうひとつが、髪が伸びることによる変化です。
パーマは、今ある髪にカールをつける技術。でも髪は根元から新しく伸びてきて、その新しい部分は当然まっすぐです。時間がたつほど根元のストレート部分が増えるので、「根元がぺたんとする」「カールが下のほうにずれた」と感じるようになります。
この2つが合わさって、パーマはだんだんゆるくなっていくんです。①がカールの「質」の変化、②がカールの「位置」の変化、と覚えておくと分かりやすいですよ。

「そろそろかけ直しかも」のサイン
では、具体的にどうなったらかけ直しのタイミングなのか。こんなサインが出てきたら、考えどきです。
- 朝のスタイリングに時間がかかるようになった
- カールが伸びて、毛先だけ動いている状態になった
- 根元のボリュームが出にくくなった
- 巻いてもすぐ取れる、まとまりにくい
特に分かりやすいのが、スタイリングのしやすさです。パーマをかけた直後は、髪を濡らして揉み込むだけで形が決まったはず。それが「最近うまく決まらないな」と感じ始めたら、カールが弱ってきたサインです。
かけ直しのベストタイミングは「2〜3ヶ月ごと」
もちの目安をふまえると、かけ直しの間隔は2〜3ヶ月に1回がひとつの目安になります。
ただ、ここで大事なポイントがひとつ。
パーマは、髪に少なからず負担がかかる技術です。だから「ゆるくなったらすぐかけ直す」を繰り返すと、髪が傷んでパサつきやすくなることも。
おすすめは、カットと一緒のタイミングで相談すること。伸びた毛先を整えながら、「パーマも今かけ直すべきか、もう少し持たせられるか」をプロに見てもらうのが、髪にもお財布にもやさしい方法です。
それから、全体をかけ直さなくていい場合もあります。根元のボリュームだけ気になるなら根元中心に、毛先のカールだけ弱ったなら毛先中心に、と部分的に対応できることも。「全部かけ直すしかない」と思い込まず、まず相談してみてくださいね。

パーマを少しでも長もちさせる3つのコツ
かけ直しの間隔を延ばしたいなら、日々のちょっとした工夫が効きます。しかもこれ、さっきの「理由①:カールが元に戻ろうとする」を、できるだけゆっくりにするための工夫でもあるんです。
① かけた日はシャンプーを我慢する
パーマをかけた直後、つなぎ直した結合が安定するまでには時間がかかります。この間に髪を濡らすと、せっかくのカールが定着しにくくなることも。最低でも当日、できれば翌日まではシャンプーを控えると安心です。
② 髪を乾かすときは「下から持ち上げて」
タオルドライのあと、カールを手で握るように持ち上げながら乾かすと、形がきれいに出ます。逆に、上から下へ引っぱって乾かすと、せっかくのカールが伸びてしまうので注意。
③ パーマ用のスタイリング剤を味方にする
ムースやカール用のオイルを使うと、カールがよみがえって長もちして見えます。乾いた髪に揉み込むだけなので、忙しい朝にもぴったり。
どれも今日からできることばかり。少し意識するだけで、「もちが違うな」と感じられるはずです。
まとめ
最後に、ぎゅっとまとめます。
- パーマのもちは、普通のパーマで2〜3ヶ月、デジタルパーマで3〜6ヶ月。髪質や長さでも変わる
- ゆるくなる理由は2つ。①カール自体が元に戻ろうとする、②髪が伸びて根元がまっすぐになる
- かけ直しは2〜3ヶ月ごと、カットと一緒に相談するのがおすすめ。部分的なかけ直しもできる
- 乾かし方とスタイリング剤で、もちは延ばせる
パーマは、かけ方も髪質との相性も、美容師の腕で仕上がりが大きく変わる技術です。「もちのいいパーマをかけてほしい」「自分に似合うカールを選びたい」——そんなときは、ぜひプロに頼ってみてくださいね。
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