カラーをした後、髪を触って「あれ、なんだかキシキシする…」と感じたこと、ありませんか?
きれいになったはずなのに、ごわつく。せっかく染めたのに、ちょっと残念ですよね。先にお伝えすると、カラー後のきしみは、髪の状態の変化が原因。そして、ちゃんと対処できます。
この記事では、なぜきしむのか、どうケアすればいいのか、そして次回どうオーダーすればいいのかまで、やさしくお伝えしていきます。
どうしてカラーの後はきしむの?
理由を知るために、まず髪のしくみを少しだけ。
髪の表面は、キューティクル(髪の表面のうろこ状のフタ)でおおわれています。このフタが閉じて整っていると、髪はツルンとなめらかに感じます。
カラー剤は、このフタを一度開いて、中に色を入れます。染め終わった後はフタが開きやすい状態になっていて、ここが整いきっていないと、髪の表面がザラついてきしみとして感じられるんです。

つまり、きしみは「髪が傷んだ証拠」とは限りません。表面が一時的に整っていないだけ、ということも多いんです。
きしみの主な原因は4つ
もう少しくわしく、きしみが起こる場面を見てみましょう。
1. キューティクルが開いたまま
さきほどの話。染めた直後やケア不足で、フタが整っていない状態です。
2. 髪の水分・油分が抜けた
カラーの過程で、髪に必要なうるおいが一緒に流れ出ることがあります。乾いてごわつく原因になります。
3. アルカリ性に傾いている
カラー剤の多くはアルカリ性。髪は本来弱酸性なので、染めた後はアルカリ寄りに傾き、きしみやすくなります。時間とともに戻りますが、ケアで早めることもできます。
4. もともとの髪のダメージ
くり返しのカラーやブリーチ、熱などで、すでに髪が弱っていると、きしみを強く感じやすくなります。
今日からできる、きしみのケア
きしみが気になるときは、この4つを試してみてください。
1. トリートメントで表面を整える
洗い流すトリートメントや洗い流さないタイプ(アウトバス)で、開いた表面をなめらかに整えます。毛先を中心になじませましょう。
2. ぬるめのお湯で洗う
熱いお湯はキューティクルを開かせます。38度くらいのぬるめが、髪にやさしい温度です。
3. 濡れたまま放置しない
濡れた髪はフタが開いたまま。タオルでやさしく押さえ、ドライヤーで根元から乾かすと、表面が整いやすくなります。
4. カラーケア用のシャンプーを選ぶ
洗浄力のやさしいタイプは、必要なうるおいを残しながら洗えます。きしみ対策にも、色持ちにも役立ちます。

たいていのきしみは、こうしたケアで数日〜1週間ほどで落ち着いてきます。
それでも気になるなら、次回のオーダーを見直す
ケアをしてもきしみが強い、毎回ごわつく――そんなときは、次のカラーで美容師さんに相談してみましょう。伝え方のヒントをいくつか。
「前回、染めた後にきしみが気になった」と具体的に伝える
これだけで、美容師さんは薬剤や手順を調整しやすくなります。我慢せず、率直に伝えるのが大事です。
ダメージをおさえる選択肢を聞いてみる
たとえば、髪をいたわりながら染める処理を組み合わせたり、明るくしすぎないトーンにしたり。お店ごとに得意な方法があります。
髪の履歴を伝える
過去のブリーチや縮毛矯正、パーマなどの履歴は、薬剤選びの大事な手がかり。覚えている範囲で伝えると、より髪に合った提案がもらえます。
きしみは、ケアと次回の工夫の両方で、ぐっと減らせます。「こういうものだ」とあきらめなくて大丈夫です。
まとめ
最後に、今日のポイントをおさらいします。
- カラー後のきしみは、主にキューティクルが整っていないことが原因
- 水分・油分の流出、アルカリへの傾き、もとのダメージも関係する
- トリートメント・ぬるめのお湯・しっかり乾かす・カラー用シャンプーでケア
- それでも気になるなら、次回「きしみが気になった」と具体的に伝えて調整してもらう
ちょっとしたケアと伝え方で、染めたての手ざわりはもっと心地よくなります。あなたの髪が、さらりと軽やかでありますように。
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