美容室でカラーをしてもらった日の夜。「今日、髪を洗ってもいいのかな?」と迷ったこと、ありませんか?

先に結論からお伝えします。カラー当日のシャンプーは、できればしない方がいいんです。どうしてもの場合は「お湯でやさしく流すだけ」がおすすめ。

「えっ、せっかく洗いたいのに?」と思いますよね。その理由を、これからやさしく説明していきます。

どうして当日は洗わない方がいいの?

カラーをした後、髪の色はすぐには落ち着いていません。

髪を染めると、色のもと(染料)が髪の内側に入り込みます。でもこの染料、入った直後はまだ髪の中でしっかり定着していない状態なんです。例えるなら、塗ったばかりのマニキュアと同じ。乾いて固まる前にさわると、ヨレてしまいますよね。髪のカラーも、それと似ています。

この「定着」には、だいたい24〜48時間(1〜2日)かかると言われています。この間にシャンプーでゴシゴシ洗ってしまうと、せっかく入った色が流れ出てしまうんです。

特にカラー直後はキューティクル(髪の表面のうろこ状のフタ)が開きやすい状態。フタが開いていると、中の色が外に逃げやすくなります。

髪のキューティクルが開いた状態と閉じた状態を比べた図解

じゃあ、いつから洗っていいの?

目安はカラーの翌日からです。

つまり「当日は洗わず、次の日のお風呂からシャンプー解禁」というイメージ。これだけで色持ちがぐっと変わります。

「どうしても当日に汗やにおいが気になる」というときは、シャンプー剤を使わず、ぬるめのお湯で軽く流すだけにしてみてください。これなら色への影響を最小限にできます。

色持ちを良くする、やさしい洗い方

翌日以降も、洗い方しだいで色持ちは大きく変わります。ポイントは4つです。

1. お湯はぬるめに(38度くらい)

熱いお湯はキューティクルを開かせ、色を流しやすくします。少しぬるいかな、くらいがちょうどいいです。

2. シャンプーは「カラー用」を選ぶ

カラーケア用やアミノ酸系のシャンプーは、洗浄力がやさしく、色を守りながら洗えます。市販のさっぱり系(高級アルコール系)は洗浄力が強く、色落ちが早まることがあります。

3. ゴシゴシせず、泡でなでるように

爪を立ててこするのはNG。指の腹で、泡をなじませるようにやさしく洗いましょう。

4. トリートメントとドライヤーまでがセット

洗った後はトリートメントで表面を整え、ドライヤーでしっかり乾かします。濡れたまま放置すると、キューティクルが開いたままで色が逃げやすくなります。

ぬるめのお湯、泡でやさしく、指の腹で洗う、ドライヤーで乾かす4ステップの図解

もうひとつ、知っておきたいこと

色落ちを早めるのは、シャンプーだけではありません。

毎日のちょっとした習慣で、カラーの持ちは1〜2週間変わってくることもあります。

まとめ

最後に、今日のポイントをおさらいします。

ほんの少しの気づかいで、お気に入りの色を長く楽しめます。あなたの髪色が、一日でも長くきれいでありますように。

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