「そろそろ染めたほうがいいかな?」

鏡を見て、ふとそう思う瞬間ってありますよね。根元が伸びてきた。白髪が目立ってきた。なんだか色があせてきた気がする。

でも、いざ染めるとなると迷うんです。「まだ早いかな?」「でもこのまま放っておくのもなぁ」。そして気づけば、次のカラーまでなんとなく時間が空いてしまう。

この記事では、30代・40代の女性が「きれい」を無理なく保つための、カラーの頻度の目安をお話しします。結論から言うと、人によって正解はちがいます。でも、自分にとっての正解を見つけるコツはちゃんとあります。

根元が伸びた髪、白髪が目立つ髪、色があせた髪の3つを示す図解

まず結論:だいたい1〜3ヶ月おき

カラーの頻度は、ざっくり言うと1〜3ヶ月に1回が目安です。

ずいぶん幅がありますよね。これは、何を気にして染めるかで変わるからです。あなたが一番気になっているものはどれですか?

つまり「白髪をしっかり隠したい人」ほど短い周期になり、「おしゃれ染めで色を楽しみたい人」は少しゆっくりでも大丈夫、ということです。

なぜ人によってちがうの?

理由は、髪が伸びるスピードと、気になるポイントが人それぞれだからです。

髪は1ヶ月に約1〜1.5センチ伸びます。これはほぼ全員に共通しています。でも――

白髪がある人は、根元に白いライン(白髪の帯)がはっきり出てきます。たった1センチでも、黒髪に白がまじると目立つんですよね。だから白髪の人は周期が短くなりがちです。

一方、白髪がほとんどなくて「明るさやニュアンスを楽しむカラー」をしている人は、根元が1〜2センチ伸びても、そこまで気になりません。色のグラデーションとして、むしろ自然に見えることもあります。

髪の毛が1ヶ月で約1〜1.5cm伸びることを定規で示す図解

「染めすぎ」も髪には負担

ここで、ひとつ大事なことをお伝えします。

「きれいでいたいから、こまめに染めよう」――その気持ち、すごくよくわかります。でも、染める回数が多いほど、髪と頭皮には負担がかかります。

カラー剤は、髪の表面のフタ(キューティクル=髪を守るうろこ状の層)を開いて、中に色を入れる仕組みです。だから染めるたびに、髪は少しずつ乾燥したり、傷んだりしやすくなります。

特に、毎回「髪全体」を染める必要はありません。伸びてきた根元だけを染める「リタッチ(根元染め)」という方法があります。気になる根元だけを染めて、毛先は必要なときだけ。これなら、つやを保ちながらダメージを減らせます。

美容師さんに「根元だけでいいですか?」と相談してみてください。きっと、あなたの髪の状態を見て提案してくれます。

30代・40代だからこそ気をつけたいこと

この年代は、髪と頭皮が少しずつ変化する時期でもあります。

若い頃より髪が乾燥しやすくなったり、白髪がふえてきたり。だからこそ、「染める頻度」と「髪をいたわるケア」のバランスが大切になります。

おすすめは、こんな考え方です。

「頻度を増やす」よりも、「1回のカラーをできるだけ長持ちさせる」。こう考えると、髪にやさしくて、お財布にもやさしいんです。

伸びた根元だけに色をのせるリタッチカラーの図解

色を長持ちさせる、ちょっとしたコツ

最後に、染めた色を少しでも長くキープするコツをいくつか。

お湯の温度を少し下げる。 熱いお湯は色落ちを早めます。ぬるめのお湯で洗うと、色が抜けにくくなります。

カラー後の数日はやさしく。 染めた直後は色が定着しきっていません。最初の2〜3日は、ゴシゴシ洗わず、やさしく扱ってあげてください。

紫外線から守る。 日差しは髪の色をあせさせます。お出かけのときは、帽子や髪用の日焼け止めスプレーがあると安心です。

こうしたひと手間で、次に染めるまでの期間を、きれいなまま長くすごせます。

まとめ

カラーの頻度は、1〜3ヶ月おきが目安。でも、本当の正解は「あなたが何を気にするか」で決まります。

白髪が気になるなら短めに。色を楽しみたいならゆっくりでも。そして、染めすぎは髪の負担になるので、根元のリタッチを上手に使いながら、1回のカラーを長持ちさせる工夫をしてみてください。

無理に頻度を増やすより、自分の髪と相談しながら、心地よいペースを見つけるのが、いちばんきれいでいられる近道です。

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